2017年10月20日金曜日

感染症情報(2017年10月前半)

・ 秋のかぜが学校・幼稚園・保育園で流行しています。主な症状は長引く咳と鼻水です。高熱は伴わないか、あっても短期間です。
・ 手足口病の流行は終息に近づいています。
・ RSウイルスによる細気管支炎が、7月以来、乳幼児の間で流行していましたが、次第に終息に向かっています。しかし本来、秋季に流行するウイルスですので、まだ油断はできません。
・ ウイルス性胃腸炎が徐々に増えてきました。寒くなるにつれて増えると思われます。
・ 溶連菌による咽頭扁桃炎(のどかぜ)が増えています。寒い季節を中心に流行します。
・ インフルエンザの発生はほとんど見られません。本格的な流行はまだだいぶ先の話です。
・ 水ぼうそうとおたふくかぜは散発的な発生に留まっています。しかし、水ぼうそうは寒い季節に増えます。どちらもワクチン2回接種を行うことで身を守りましょう。
・ 麻疹は、過去11年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で8件の報告があります。海外からの持ち込み例がほとんどです。医療が進歩した現代においても、麻疹は致死率の高い(500〜1000人に1人)重篤な感染症です。1歳と就学1年前になったらできるだけ早くMRワクチンを接種しましょう。対象年齢を過ぎてしまった場合、実費を払ってでも接種することをお勧めします。
・ 風疹は、過去14年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で9件の報告があります。ただし、先天性風疹症候群の報告はゼロです。風疹は麻疹に比べて軽く済みますが、胎児への影響が大きい感染症です。1歳と就学1年前になったらすぐ、MRワクチンを接種しましょう。対象年齢を過ぎてしまった場合、実費を払ってでも接種することをお勧めします。
・ 結核の罹患率は、平成27年度に14.4人(対人口10万人)まで低下し、目標の15人以下を達成しました。しかしいまだ年間18000人が新規登録されるなど、低蔓延国にはなっていません。2020年までに結核罹患率10以下を達成することが目標とされています。そのためにBCGワクチンの接種率の目標値は95%以上に設定されます。

10月28日(土)の診療時間を全体に30分早めます

10月28日(土)、診療時間を一部変更いたします。全体に30分早くなります。
 受付・診療 8時 開始
 順番待ち予約システム 8時30分 開始
 順番待ち予約システム 10時30分 終了
 受付 11時30分 終了
よろしくお願い申し上げます。

2017年10月10日火曜日

インフルエンザワクチンが不足しています

 インフルエンザワクチン接種を10月12日(木)に開始いたします。今季はワクチンの製造が全国規模で大幅に遅れているため、入手が容易ではありません。できる限りの手を尽くして人数分のワクチンを確保しているところです。
 ワクチン不足の折り、ワクチン当日に「無断キャンセル」をされた方は、予約そのものを取り消させていただきます。今季はワクチンの数に余裕がまったくないため、再予約は受け付けられません。予めお支払いいただいた料金は、領収証と引き換えに返却いたします。体調不良などの諸事情で接種の延期を希望される方は、お電話で結構ですので事前にご連絡をお願いいたします。

2017年9月10日日曜日

おたふくかぜで難聴336人

 9月6日に「おたふくかぜで難聴 336人」の報道がありました。日本耳鼻咽喉科学会の調査によりますと、平成27年から29年までの二年間に、おたふくかぜによる難聴(ムンプス難聴)が少なくとも336人に上ることが判明しました。うち261人が高度の難聴をきたしています。なかでも両耳ともに難聴になった14人中11人が、補聴器を使ったり人工内耳を埋め込んだりしています。
 おたふくかぜは後天性難聴の原因のトップです。おたふくかぜワクチンはいまだ定期接種化されておらず(先進国で日本が唯一!)、接種率が30〜40%と低迷しているため、いまだにムンプス難聴の報告が後を絶ちません。難聴になってから苦しむのではなく、そうなる前にワクチンをぜひ接種しましょう。

2017年9月7日木曜日

インフルエンザワクチンの予約受付を終了しました

 10月3日(火)、定数に達しましたため、受付を終了いたします。ご希望の日時に予約を取れなかった方々、予約そのものを取れなかった方々には、深くお詫びを申し上げます。

2017年3月11日土曜日

小児の二次救急医療体制が大きく変わります

 平成29年4月から、大和市立病院小児科が二次救急医療機関として、365日24時間、急病の小児を受け入れて下さいます。地域に住む子どもたちにとって、たいへんに心強い制度変更といえます。
 軽症と思われる一次救急の小児は、従来どおり大和市地域医療センター(休日夜間急患診療所)で診療いたします。そこで二次救急医療が必要と判断した場合、大和市立病院に紹介いたします。
 ぐったりして生気がない、痙攣している、呼吸が苦しそうで顔色が悪いなど、中・重症の病状が現れたら、二次救急に直接お出向き下さい。そうでない場合は、一次救急(大和市地域医療センター)をまずご利用ください。
 一次救急と二次救急を適正に使い分けることは、救急医療体制の疲弊と衰退を招かないための大事な方策です。一次か二次かの判断に迷う場合は、やまと24時間健康相談(0120-244-810)をご利用いただくと宜しいかと思います。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

2017年1月18日水曜日

おたふくかぜワクチンの二回接種

 おたふくかぜが昨年以来、流行しています。今のところ、流行が止む気配はありません。
 おたふくかぜワクチンを一回接種した場合、流行時の有効率は80%とされています。二回目の接種は就学前(5〜6歳)が標準ですが、流行時はそこまで待たずに二回目を早めに接種してもよいとされています。当院におきましても、早めの接種を希望される方の予約を承ります。最低4週間あいていれば接種できますが、現実には3〜4歳での二回目接種が多いと思われます。
 流行を止めるためには、一回接種率を上げることが何よりも大切です。ワクチン未接種の方は、この機会にぜひお受け下さい。