2018年2月15日木曜日

インフルエンザ速報 2018(第十二報)

 インフルエンザの流行はピークを越えたと思われます。神奈川県衛生研究所による最新週(2月5日〜11日)の患者数は、1医療機関で1週間に47.85人で、前週の66.31人よりも減少しました。しかし、依然として警報レベル「30」を超えています。大和保健所管内(大和市、綾瀬市)の1週間あたりの患者数は40.00人で、こちらも前週の62.64人に比べて大幅に減少しました。
 当院でも2月5日以降、インフルエンザの患者数が減少しています。しかし、B型は流行がだらだら続く傾向にありますので、まだ注意は必要です。
 A型とB型の比率は約1:2です。A型(またはB型)にすでに感染した方も、別の型に感染する可能性がありますので、今季はもう罹らないと油断はなさらないで下さい。
 インフルエンザは感染者の咳、くしゃみ、唾液などの飛沫を吸い込むことで感染します。予防のために手洗いを励行し、人が多く集まる場所には注意しましょう。また、咳やくしゃみが出る人は、他人にかからないように咳エチケットをこころがけましょう。

2018年2月14日水曜日

感染症情報 2018(2月前半)

・インフルエンザが流行しています。A型とB型の比率は1:2です。2月の第2週から若干減ってきたように思われますが、B型は流行が長引くのでまだ安心できません。
・普通感冒(通常のかぜ)も見られます。発熱は1日程度で終わります。全身状態が良い(食欲や元気が保たれる)ことが、インフルエンザとの鑑別点です。
・RSウイルスによる細気管支炎が、乳幼児の間で流行しています。発熱、激しい咳き込み、喘鳴が主症状です。インフルエンザとの鑑別が難しいケースもあります。
・胃腸炎が散見されます。主な症状は嘔吐と下痢です。発熱を伴うこともあります。
・溶連菌による咽頭扁桃炎(のどかぜ)が増加しています。寒い季節を中心に流行します。
・おたふくかぜ、水ぼうそうは散発的な発生に留まっています。どちらもワクチン2回接種を行うことで身を守りましょう。
・麻疹は、過去11年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で1件の報告があります。風疹は、過去14年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で1件の報告があります。1歳と就学1年前になったら直ちにMRワクチンを接種しましょう。

2018年2月7日水曜日

臨時外来のお知らせ等

3月27日(火)、午後診療の開始が遅れると発表しましたが、県医師会への出張を取り止めたため、通常どおりの診療にいたします。受付開始は15時です。
5月2日(水)の午前、臨時で診療を行います。受付時間は8時30分〜12時です。

2018年2月3日土曜日

午前の診療が14時まで延びたときの対応

 年に数日、主に秋冬の繁忙期に、午前の診療が長引き、予防接種/健診の開始時刻14時までに終えられないことがあります。午前の来院者数が80〜85人を超える日は、延伸する可能性が高いです。
 その場合、14時で午前の診療をいったん中断し、予防接種/健診(予約制)を先に行います。午前中に予約・受付を済まされた方は、15時頃まで院内の別室またはご自宅でお控えいただきます。予防接種/健診が終わりしだい、診療を再開いたします。また、午後に来院される方は、午前枠の診療が完了するまで、お待ちいただくことになります。
 当院は受診者数に上限を設けていないため、まれに容量オーバーに陥ることがあります。まことに恐れ入りますが、繁忙期の変則的な対応につきまして、ご理解とご了承をよろしくお願い申し上げます。

2017年9月10日日曜日

おたふくかぜで難聴336人

 9月6日に「おたふくかぜで難聴 336人」の報道がありました。日本耳鼻咽喉科学会の調査によりますと、平成27年から29年までの二年間に、おたふくかぜによる難聴(ムンプス難聴)が少なくとも336人に上ることが判明しました。うち261人が高度の難聴をきたしています。なかでも両耳ともに難聴になった14人中11人が、補聴器を使ったり人工内耳を埋め込んだりしています。
 おたふくかぜは後天性難聴の原因のトップです。おたふくかぜワクチンはいまだ定期接種化されておらず(先進国で日本が唯一!)、接種率が30〜40%と低迷しているため、いまだにムンプス難聴の報告が後を絶ちません。難聴になってから苦しむのではなく、そうなる前にワクチンをぜひ接種しましょう。

2017年3月11日土曜日

小児の二次救急医療体制が大きく変わります

 平成29年4月から、大和市立病院小児科が二次救急医療機関として、365日24時間、急病の小児を受け入れて下さいます。地域に住む子どもたちにとって、たいへんに心強い制度変更といえます。
 軽症と思われる一次救急の小児は、従来どおり大和市地域医療センター(休日夜間急患診療所)で診療いたします。そこで二次救急医療が必要と判断した場合、大和市立病院に紹介いたします。
 ぐったりして生気がない、痙攣している、呼吸が苦しそうで顔色が悪いなど、中・重症の病状が現れたら、二次救急に直接お出向き下さい。そうでない場合は、一次救急(大和市地域医療センター)をまずご利用ください。
 一次救急と二次救急を適正に使い分けることは、救急医療体制の疲弊と衰退を招かないための大事な方策です。一次か二次かの判断に迷う場合は、やまと24時間健康相談(0120-244-810)をご利用いただくと宜しいかと思います。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

2017年1月18日水曜日

おたふくかぜワクチンの二回接種

 おたふくかぜが昨年以来、流行しています。今のところ、流行が止む気配はありません。
 おたふくかぜワクチンを一回接種した場合、流行時の有効率は80%とされています。二回目の接種は就学前(5〜6歳)が標準ですが、流行時はそこまで待たずに二回目を早めに接種してもよいとされています。当院におきましても、早めの接種を希望される方の予約を承ります。最低4週間あいていれば接種できますが、現実には3〜4歳での二回目接種が多いと思われます。
 流行を止めるためには、一回接種率を上げることが何よりも大切です。ワクチン未接種の方は、この機会にぜひお受け下さい。