2017年9月15日金曜日

感染症情報(2017年9月前半)

・ 秋のかぜが学校・幼稚園・保育園で流行しています。主な症状は咳と鼻水です。高熱はあまり伴いません。元気は保たれることが多いようです。
・ 夏かぜの一種である手足口病は、幼稚園・保育園を中心に流行が続いています。手、足、口のほかに膝や臀部に現れる丘疹が特徴です。今後、寒くなるにつれて徐々に減っていくと予想します。
・ RSウイルスによる細気管支炎が乳幼児の間で流行しています。激しい咳と喘鳴が特徴です。ときに重症化して入院治療が必要になります。本来は秋〜冬の感染症ですが、今年は流行入りが早く、すでに7月から始まっています。
・ ウイルス性胃腸炎の流行は小規模に留まっています。
・ 溶連菌およびアデノウイルスによる咽頭扁桃炎(のどかぜ)の流行は小規模に留まっています。新学期が始まってもしばらくは落ち着いていると予想されます。
・ 水ぼうそうとおたふくかぜは散発的な発生に留まっています。しかし、水ぼうそうは寒い季節に流行します。ワクチン定期接種化の恩恵を受けられなかった年代(小学生以上)は要注意です。水ぼうそう、おたふくかぜ共に、ワクチンの二回接種を行うことで身を守りましょう。
・ 麻疹は、過去11年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で6件の報告があります。現在、欧州(イタリア、ルーマニア)で流行しているとの情報があります。医療が進歩した現代においても、麻疹は致死率の高い(500〜1000人に1人)重篤な感染症です。1歳と就学1年前になったらできるだけ早くMRワクチンを接種しましょう。対象年齢を過ぎてしまった場合、実費を払ってでも接種することをお勧めします。
・ 風疹は、過去14年間にわたり当院で発生ゼロです。今年、神奈川県で8件の報告があります。ただし、先天性風疹症候群の報告はゼロです。風疹は麻疹に比べて軽く済みますが、胎児への悪影響が大きい感染症です。1歳と就学1年前になったらすぐ、MRワクチンを接種しましょう。対象年齢を過ぎてしまった場合、実費を払ってでも接種することをお勧めします。
・ 結核の罹患率は、平成27年度に14.4人(対人口10万人)まで低下し、目標の15人以下を達成しました。しかしいまだ年間18000人が新規登録されるなど、低蔓延国にはなっていません。2020年までに結核罹患率10以下を達成することが目標とされています。そのためにBCGワクチンの接種率の目標値は95%以上に設定されます。

2017年9月10日日曜日

おたふくかぜで難聴336人

 9月6日に「おたふくかぜで難聴 336人」の報道がありました。日本耳鼻咽喉科学会の調査によりますと、平成27年から29年までの二年間に、おたふくかぜによる難聴(ムンプス難聴)が少なくとも336人に上ることが判明しました。うち261人が高度の難聴をきたしています。なかでも両耳ともに難聴になった14人中11人が、補聴器を使ったり人工内耳を埋め込んだりしています。
 おたふくかぜは後天性難聴の原因のトップです。おたふくかぜワクチンはいまだ定期接種化されておらず(先進国で日本が唯一!)、接種率が30〜40%と低迷しているため、いまだにムンプス難聴の報告が後を絶ちません。難聴になってから苦しむのではなく、そうなる前にワクチンをぜひ接種しましょう。

2017年9月7日木曜日

インフルエンザワクチンの予約状況(9月22日)

 9月7日(木)、インフルエンザワクチンの電話予約を開始しました。
 9月22日(金)までに479名様の予約を承りました。1(予防接種の時間帯)と 2(平日一般診療の時間帯)と 3(土曜日)の枠はすべて埋まりました。4(臨時外来)の ⓵ ⓸ ⓹ ⓺ も埋まりました。 ⓶ と ⓷ は若干の空きがございます。

2017年9月3日日曜日

9月26日(火)午後は17時〜17時半のみ診療いたします

 9月26日(火)の午後、神奈川県医師会(横浜)で救急医療対策委員会があるため、午後2時から5時の間、不在になります。したがいまして、午後の診療は5時から5時30分までの間に限らせていただきます。順番待ち予約システムは稼働いたしません。
 午前の診療は平常どおりです。
 ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

2017年7月10日月曜日

インフルエンザワクチン(2017年)の予約ご案内

 2017年のインフルエンザワクチンの予約を9月7日(木)に開始いたします。

 (1) 9月7〜16日(水・日曜日を除く)は予約専用回線のみ、(2) 9月18日以降は、専用回線と窓口のどちらでも承ります。9月26日(火)のみ、午後の予約をお休みさせていただきます。インフルエンザワクチン予約専用の電話番号は 046-277-3035 です。電話による受付時間は、水曜を除く平日の8:30〜12:00,15:00〜17:30,土曜の8:30〜12:00です。専用回線は、9月7日(木)から9月30日(土)まで使用できます。10月2日(月)以降は、クリニックの番号 046- 277-3030 で予約を承ります。

・ ワクチンの組成は「A2009型 (新型)/A香港型/B型 (山形系統)/B型 (ビクトリア系統)」の四価不活化ワクチンです。
・ ワクチンの接種回数は、13歳未満は2回、13歳以上は1回です。接種間隔は2〜4週間です。もしも風邪などの事情で4週間以上あいても(5〜6週間隔でも)、ワクチンは十分に有効です。
・ 当院におけるワクチンの接種対象者は、生後6ヶ月以上の小児です。20歳までお受けいたします。
・ 他のワクチンとの同時接種は原則として、インフルエンザワクチンを含めて計4本までに限らせていただきます。水曜の臨時外来は、インフルエンザワクチンのみ接種いたします。ご了承ください。
・ 料金は1回あたり、税抜きで3703円です。消費税分を含めますと、頂戴する金額は4000円です。釣り銭のいらぬようにご用意ください。
・ ワクチン代金をお支払いいただく際に、診察券をご持参ください。
・ 料金は先払い制です。すでにインフルエンザに罹った等、やむを得ない事情でキャンセルされる場合は返還いたします。その際に当クリニックの領収証が必要です。必ずご保管ください。
・ 発熱などのやむを得ない事情で接種を延期する場合、早めに接種日を入れ直すように配慮いたします。一週間以内に一回目の接種ができましたら、二回目の接種は予定どおりに行います。
・ 卵アレルギー、直近の痙攣や入院など、リスク因子のある方は、別途ご相談に応じます。
・ 接種後30分間は経過を観察する時間です。したがいまして、診療終了直前の接種はできかねます。できるかぎり17時前にご来院ください。

予約枠一覧  ─ 2回接種の場合、4週間の間隔をおいています ─

1 予防接種の時間帯(13:50〜14:30)
㋐ 10/12(木), 11/9(木) ㋑ 10/13(金), 11/10(金) ㋒ 10/16(月), 11/13(月)
㋓ 10/19(木), 11/16(木) ㋔ 10/20(金), 11/17(金) ㋕ 10/23(月), 11/20(月)
㋖ 10/27(金), 11/24(金) ㋗ 10/30(月), 11/27(月) ㋘ 11/6(月), 12/4(月)

2 一般診療(平日)の時間帯(8:30〜12:00、15:00〜17:30)
① 10/12(木), 11/9(木) ② 10/13(金), 11/10(金) ③ 10/16(月), 11/13(月)
④ 10/17(火), 11/14(火) ⑤ 10/19(木), 11/16(木) ⑥ 10/20(金), 11/17(金)
⑦ 10/23(月), 11/20(月) ⑧ 10/24(火), 11/21(火) ⑨ 10/27(金), 11/24(金)
⑩ 10/30(月), 11/27(月) ⑪ 10/31(火), 11/28(火) ⑫ 11/6(月), 12/4(月)
⑬ 11/7(火), 12/5(火)

3 一般診療(土曜)の時間帯(8:30〜12:00) 
ⓐ 10/14, 11/11 ⓑ 10/21, 11/18 ⓒ 10/28, 11/25 
ⓓ 11/4, 12/2 ⓔ 11/11, 12/9

4 臨時外来(水曜)(10月18日、11月15日)
⓵ 9:00〜9:40 ⓶ 10:00〜10:40 ⓷ 11:00〜11:40 
⓸ 13:00〜13:40 ⓹ 14:00〜14:40 ⓺ 15:00〜15:40

2017年3月11日土曜日

小児の二次救急医療体制が大きく変わります

 平成29年4月から、大和市立病院小児科が二次救急医療機関として、365日24時間、急病の小児を受け入れて下さいます。地域に住む子どもたちにとって、たいへんに心強い制度変更といえます。
 軽症と思われる一次救急の小児は、従来どおり大和市地域医療センター(休日夜間急患診療所)で診療いたします。そこで二次救急医療が必要と判断した場合、大和市立病院に紹介いたします。
 ぐったりして生気がない、痙攣している、呼吸が苦しそうで顔色が悪いなど、中・重症の病状が現れたら、二次救急に直接お出向き下さい。そうでない場合は、一次救急(大和市地域医療センター)をまずご利用ください。
 一次救急と二次救急を適正に使い分けることは、救急医療体制の疲弊と衰退を招かないための大事な方策です。一次か二次かの判断に迷う場合は、やまと24時間健康相談(0120-244-810)をご利用いただくと宜しいかと思います。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

2017年1月18日水曜日

おたふくかぜワクチンの二回接種

 おたふくかぜが昨年以来、流行しています。今のところ、流行が止む気配はありません。
 おたふくかぜワクチンを一回接種した場合、流行時の有効率は80%とされています。二回目の接種は就学前(5〜6歳)が標準ですが、流行時はそこまで待たずに二回目を早めに接種してもよいとされています。当院におきましても、早めの接種を希望される方の予約を承ります。最低4週間あいていれば接種できますが、現実には3〜4歳での二回目接種が多いと思われます。
 流行を止めるためには、一回接種率を上げることが何よりも大切です。ワクチン未接種の方は、この機会にぜひお受け下さい。